「北風と太陽」不寛容な世界

昨日と今日は、小学生以上のクラスで「Mexican Party」をします!

2017-01-18 003 021

ハヴィ先生のおふくろの味「tacos」と「guacamole」を皆で食します(*^-^*)
昨日の小学生クラスでは、ハヴィ先生のお手製のGround beefが大好評で空っぽになりました。
お相伴に預かりたかったのに(´;ω;`)
頑張って作ってくれたハヴィ先生に、子供達は笑顔で「Thank you !」って言っていました。
さて、そんな優しいハヴィ先生の母国「アメリカ」は優しくない大統領の出した「入国規制」や「国境の壁の建設」で大混乱になっていますね。
出身国や宗教によって入国を規制するなんて・・・????この人おバカさんなんですかね?

 

人の善悪は国や宗教で決まるものではありません。日本人にもアメリカ人にも良い人も悪い人もいます。
優しいハヴィも入れば、トランプ大統領みたいな世界中に悪態をつく困ったさんもいます。

子供より短絡的で自己中な大統領を自由の女神はどんな想いで見つめているのでしょうね。

日本でも自分と違う人を受け入れることが出来ない「不寛容な人」が増えているような気がしていましたが、
「不寛容」はウィルスのように世界中に広がってしまったのかもしれませんね。悲しいことです。

地球は、世界は、個人の物でも一国の物でもありません。過去の人々からの預かり物であり、未来の人へ託す物です。
個人が過度に権利を主張し、世界の国が個々の国益のみを追求し続けたら、WW3か環境汚染による人類の滅亡など
望まぬ未来が現実になりかねません。

スクールでは、アメリカ人、フィリピン人、ジャマイカ人の先生たちが働いてくれています。
それぞれ育った国も違い、肌の色も目の色も違います。もちろん宗教も違います。
でも皆それぞれ相手を尊重し、お互いを認めとても良い関係を築いています。

トランプ大統領の政策は、「北風と太陽」を思い出させます。
冷たい北風が吹けば吹くほど、旅人は厚いコートの襟を立てマフラー撒き、決して脱ぐことはありません。
「差別」をすればするほど「憎しみや怒り」が増えるばかり、「安全や平和」からはどんどん遠ざかってしまいます。

「太陽」のように温かい「良心」を皆がしっかりと持ち、「不寛容」な世界をまず身近なところから変えていけるように努めたいものです。

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