勉強よりもずっと大事な事

スクールは靴を脱いで教室に上がります。おゆみ野校には下駄箱が無いので、子供達は玄関に靴をおいて上がりますが・・・
私が言わない限り靴をそろえる子はいません。

スクールの子が最初に私に叱られること、それは自分のカバンを親御さんに持たせて来ることです。ベビーさんはもちろん持てません。でも幼児クラスならカバンくらい持てるはずです。

小学生で筆記用具を忘れる、教科書やノート、ワークを忘れる。宿題を忘れる。時々忘れるなら仕方ありません。でもたいてい忘れるのは同じ子で、毎回に近い頻度でなにかしら忘れてきます。

机に寝るようにして文字を書く、頬杖ついてノートをとる、字が汚い。全部アウトです。

「まだ子供だから仕方ない」では、うちは済ませません。そのままにしていたら困るのは本人ですからがっつり叱ります。

子供は20歳になっていきなり大人になるわけではありません。大人になったら急に出来るわけでもありません。
(私も机がいつも片付かないのですが、結局そうなってしまうんです。)

自分の事を自分で出来るようにする、マナーを守る、準備をする、一見勉強に関係無いように見えます。
でも、実はこれが出来ない子は勉強も伸び悩みますし、社会に出ても成功しません。

成功者のバーベキューの話を聞いたことがありますか?

成功者はバーベキューをする時、誰にも言われず食材を用意し、肉を焼き、さりげなく皆に勧め、後片付けも率先して行うのだそうです。

人としての気配りや配慮が出来ると言うことは、すべての事に通じると言うことです。
自分のことがきちんとできるから、周りにも配慮できるようになるのです。そして、その習慣は子供の頃から時間をかけて身に付けるものです。

さあ、玄関にお子さんの靴を見に行って下さい。そろえてありますか?学校の忘れ物はありませんか?お手伝いはすすんでしますか?
勉強は学校でもスクールでも教えます。でも生活習慣はお家が基本になります。

今の時代、ともすると勉強が出来れば他は目をつぶる・・・ような風潮も見受けられますが
本当に大事な事は、生活基本態度や行動力、周囲への配慮だったりするのだと思いますよ。

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