抱きしめること、背中を押すこと

抱きしめることも背中を押すことも

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入園、入学、進級・・・

子供達はその都度新しい環境のなかで

いろんな経験をしていきます。

新しい環境にすぐに順応できるお子さんもいれば

なかなか時間がかかるお子さんもいます。

特に、小さいお子さんの中には涙を流して

その環境の変化に順応できないことを訴えるこもありますね。

そんな時、抱きしめるのももちろん愛情ですが

同様に、あえて背中を押してあげるのも親の愛情だと思うんです。

木の上に立ってみる

「親」と言う字はそう書きますよね?

何故、木の上に立って見るのか?

それは、一生抱きしめて守ってやることはできないからだと私は思います。

子供は20歳になったからいきなり大人になるのではなく

毎日毎日、少しづつ大人になっていきます。

少しづつ自分で問題を解決していくようになりますし

また、ならなくてはいけないのです。

泣いて勝たせてはいけない

我が子の涙は誰しも見たくありませんし、心が痛みます

でも泣いて可哀そうだからと泣く度に、子供の我を通せばどうなりますか?

その子は、嫌なことがあれば泣いて逃げることを覚えてしまいます。

親ならば、家庭のなかであればそれでも仕方ないで済ませることができるかもしれません。

でも、幼稚園で学校で、お友達が先生がそれを許してくれるでしょうか?

さらに言えば、泣いて逃げる事を覚えてしまって

一番困るのは?誰だと思いますか?

 

子供はいつか一人で歩かなくてはならない

自分の足で歩き始めた子供達がつまずいたとき

手を引いて起してやるのではなく

自分で起き上がれた時に褒めてやれる

そんな距離感を持つことができたらいいなあと思います。

私もまだまだ未熟な親の一人で子供達に振り回される日々ですが

だからこそ、この季節には毎年こんなことを考えます。

 

一人で悩まないで・・・

子育ては悩みが尽きませんよね

そんな時は一人で悩まないで私で良かったら話してくださいね

一緒に考えたら、何かいい事が思いつくかもしれませんよ

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