子育ては「闘い」です

子供は親を幸せにしてくれる存在でもあり親を悩ませる存在でもあります。
子育ては「闘い」です。格闘技です。気力と体力の勝負です。

親だって人間です。相手が我が子だって頭にくるのは当然です。我が子だからこそ傷つけてしまうことだってあります。
子育てはきれいごとではすみません。日々後悔です。もっとああすれば、あの時こうすれば・・・そんなことの繰り返しです。

でもそうやって私達は親となり家族になるんだと思います。

幸せと苦しみは背中合わせです。子供がいてくれるから幸せだし、子供がいるから思い悩むのです。

2歳の魔のいやいや期、小1プロブレム、ギャングエイジ、前思春期、思春期・・・メジャーな関門だけでもこれだけありますし、生まれた時からずっと反抗期みたいな子もいます。

本当に苦しいですよ、子育ては。私もまだ現役ですから、しょっちゅう頭にきています。

ここ数年、私はほとんど家にいません。朝出たら夜中に帰宅がざらです。同居の母に家事も丸投げで仕事ばかりしています。
二人の子供の学校行事もほとんど主人にお願いして、私は息子の大学受験も受けた学校さえ合格発表まで知りませんでした。

正直子供とも良くぶつかりました。「家にいないくせに、何にも知らないくせに!」こんなことも良く言われました。
でも、仕事を辞めなくてよかったと思います。今は子供はそれなりに私を認めてくれています。

全部放り出してどこかに行きたいと思う事もあります。眠れない夜もあります。
いつか子供が伴侶を得て家庭を持ってもきっと頭にくることがいっぱいだと思います。
私と母だってしょっちゅう喧嘩しますから(笑)

44になっても反抗期ですから、私も子供には一生振り回されるんでしょうね。

不完全な親でいいと思います。完璧な親なんていません。そもそも完璧な人間はいませんから。
親だって間違っていいんです。間違って傷ついて傷つけて良いんです。親子の間になんの遠慮がいりますか?

思い切ってぶつかりましょう。子供だって思い切りぶつかってきますから、親の本気見せてやりましょう。
同じ戦場にたつ者として悩んだときは援軍として駆けつけますから!一緒に闘い抜きましょう!

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