親ゆえに

千葉中の試験日ですね。受験するお子さんが、今までの努力を出し切れることをお祈りします。

この時期、入試を控えたお子さんの親御さんは最後の追い込みをしている我が子の姿に
様々な思いを抱かれることと思います。

 

朝早くから夜遅くまで、勉強をする姿に「休んだら、眠ったら・・・」
そう言葉をかけたい気持ちを必死で抑えている方も少なくないと思います。
子供も親も一番辛い時期かもしれませんね。

 

一方、低学年の親御さんの中には「中学受験」をさせるか否かで悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

 

「中学受験」は、テストこそ子供が1人で受けますが
テスト当日まで、親も一緒に闘わなくてはいけない厳しいものです。
それこそ「腹をくくって」「覚悟を決めて」という言葉が、決して大げさでなくリアルな世界です。
「受験をさせる・受験をさせない」両方のメリット、デメリットを考え
また、子供さんの性格やご家庭の教育方針、全てを考慮して答えを出されると良いと思います。

中学受験・スポーツ・語学・音楽・芸術・友達と遊ぶ事・家族で旅行に行くこと・家の手伝いをすること・・・
どれも「今しか出来ない」ことです。子供の時代は今しかありませんから。

以前のブログにも書いたように、子供がいれば子供の数だけ正解があります。
家庭の数だけ教育方針もあります。
自分の子供にとって何が一番良いかを長い目で考えましょう。

そして、もう一つ忘れないで欲しいことがあります。
それは、プランは変更することができるという事です。
子供の為に始めたことが、逆に子供を苦しめたり、悩ませてしまうなら
勇気をもって、そのプランを変更しましょう。

一度始めたことを最後までやり通すことも大事ですが、
時には、勇気をもって違うことを選ぶ事も必要です。

子供にとって何が一番必要か、子供にとって何が一番幸せか?
迷ったら、この質問を思い出して下さい。

最後に、子育ては一生ではありません。
あっという間に子供は巣立っていきます。
子供は大事な宝物ですが、貴方の人生の全てではありません。

子供には子供の人生があり、親には親の人生があります。
子供の人生と同様に、ご自身の人生も大事にしてくださいね。

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