我が子を親の被害者にしない

感情で動かない

今週は入学式の学校が多かったのではないでしょうか?
お子様のご入学おめでとうございます。
桜も綺麗で、素敵な思い出になりますね。

さて、今日は自分の体験からも
あえて、厳しいお話をしたいと思います。

初めての学校生活が始まると
一緒にいられなくなる分
我が子の幼稚園や学校での様子が気になるもの
それは、親であればごく当たり前のことです。

でも、だからといって、毎日お子さんに
「今日学校どうだった?」と尋ねるのは
お勧めしません。

だって、毎日ママに話すほど
ドラマチックな事はいくら初めての学校生活でも
そうそう起きるはずも無いからです。

ご自身もそうですよね?
「今日はどうだった?」と毎日聞かれても
そんなに特別な事は毎日は起きないはずです。

大人なら、「特になにもなかった」で済むのですが
子供は、ちょっと大人と反応が違うことがあります。

子供は、親に返事を期待されているので
時に、ちょっとしたことを
親が喜びそうな
ドラマ仕立てにしてしまったり
自分に都合の悪いことはかいつまんで
相手にいかに意地悪をされたかを
強調してしまうことがあります。
悪気はないのです。期待に応えたいだけなのです。
後は、甘えたかったり・・・

ですから、我が子の話を鵜呑みにして
感情的な行動を起こしてしまうと
大事になってしまうことがあります。

我が子可愛さに感情的にふるまえば
下手をすると学校や周囲から
モンスターペアレント(モンペ)認定されて
子供の人間関係の構築に悪影響を及ぼします。

誰しも我が子は可愛いのです。
貴方が我が子が可愛いように
それぞれが我が子が可愛いのです。
どちらにも常識も正義もあるのです。
ただ、その秤が異なるのです。

そこで、ママ歴18年の私から
自身の経験を踏まえて下記のアドバイスをさせて頂きます。

毎日「学校どうだった?」と聞かない
お子さんの表情や様子を観察しましょう。
その中で異変が感じられたときは聞きましょう。

我が子の話しを鵜呑みにしない
子供は都合の悪いことは話しません
また、親御さんがすごい剣幕だと
誘導してしまうことになるので
我が子の話は冷静に聞きましょう。

担任や担当の先生、講師の話に耳を傾けましょう。
頭にきていても冷静に対応しましょう
先生の批判を子供の前でするのは厳禁です。
大人を馬鹿にする素地を作ってしまいかねません。

相手の親御さんと直接のやり取りはこじれる原因です
学校を必ず通しましょう。

クレームを言う前に、それが一方的な見解になっていないか
公平性をかいていないか一度客観的に判断しましょう。

言葉は、一度出してしまうと取り消すことが出来ません。
しこりが残れば結果、不利益を被るのは子供です。
自分の行動で我が子が困ることのないように
例え相手に非があると思っても、常識や礼儀はわきまえましょう

 

子供同士は大きなトラブルがあっても、その後関係を修復して
仲良しになることもあります。
しかし、その時に親同士の間にしこりが残っていると
子供の関係に影を落としてしまいます。

子供は皆、誰かのかけがえのない子供です
トラブルを回避するのも、喧嘩して仲直りすることも
子供が大人になるために必要なスキルです。

親という字は「木の上に立って見る」と書きます。
先人も親は離れたところから、子供を見守ることが役目だと
思っていたのでしょうね。

どんなに時代が流れても親の役目は変わらないのでしょう。

皆で、子供の成長を見守っていきましょう

 

関連記事

  1. 学びて時に之を習う

  2. クッキング&マナークラス1年経って

  3. Boy’s be ambitious Girl’…

  4. 遠すぎる未来は響かない

  5. ママの気持ち

  6. 可愛い子には手を出さない