いつもおゆみ野スクエアで体操をやってから、英語のクラスにニコニコで来てくれるMちゃんが、どうした訳か涙をながしながら教室に来たのでママ聞いたところ、「体操のレッスンでお友達に負けたのが悔しくて泣いちゃったんです。」と教えてもらいました。
そのお友達はMちゃんより大きい年の男の子なので体力的に敵わないんですが、負けたくなかったんでしょうね。
その闘志素晴らしい!
そんなMちゃんを見て、うちの娘に言われたことを思い出しました。
高校1年生になった娘に春くらいだったかな?言われたことです。
スーパー負けず嫌いの娘、中学入学して以来定期テストは1年の最初のテストを除き卒業までずっと1番でした。
(と言っても人数少ないんですけどね)
この娘は自分が必要と思えば、納得いくまで何時まででも勉強します。(しないときはしません)
なので、私はただの1度も勉強しなさいって言ったことがありません。
(息子には朝から晩まで言っていましたがしませんでした。)
で、この子が私に聞いてきたのです。
「ママさ、なんで私がこんなに勉強するようになったかわかる?」と
私は「お前はプライドが高くて1番が好きだからでしょ。」と答えました。
(実際そんな子なので(笑))
そうしたらびっくりする(゚Д゚;)答えが返ってきました。
「違うよ!ママ、うちは貧乏だったでしょ?」真顔で言われました。
私は「へっ?貧乏?・・・?????」となりました。
確かに、うちは裕福ではないですよ。
でもでも何とか幼稚園から中学3年まで私立のインターに通わせてましたし、食事を欠いたこともありませんし、普通に生活させていたつもりです。
なのに「貧乏!」って、本当にびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!ですよ。
で、そんな私の心の声は無視して娘が続けて言う事には、「うちは貧乏だったでしょ!(二度繰り返したんですよ)
でもね周りの子は皆お金持ちだったから、私ね勉強では負けないって思ったの。だから勉強したんだよ。」
(私偉いでしょう的なドヤ顔で言われました。)
「ああ、そうですか。貧乏ですいませんでしたね。」
確かに収入の高いお家のお子さんが多いのは否めないので、きっと肩身の狭い思いもしたんだと思います。
(ずらっと高級外車が並ぶ駐車場に軽自動車で行ったりしてましたから)
子供心に悔しかったのもそうなんでしょう。
でも、その悔しさが彼女を強くとしてくれたのだから結果良かったんだよねと思っています。
貧乏じゃないですけどね(しつこいようですが)
「悔しい」とか「悲しい」とかそういったマイナスの感情が常に人生にマイナスに作用するとは限りません。
成功をおさめた人物も失敗したり挫折から成功への道が始まっていたということも多々あります。
うちの娘の話は笑い話ですが子供にとって「悔しい」が起爆剤になるならば、この先もどんどん悔しい想いしてくれていいんじゃないかと思います。
「本気」は出さないと出せなくなります。
どんどん悔しい想いをしてもらって、どんな事にも「本気」でぶつかっていってほしいものですね。