子育ての行方①

子供の頃は・・・

私は生まれも育ちもおゆみ野です。

もっともその頃は、おゆみ野が
まだ、「おゆみ野」なんておしゃれな名前もなく

山や造成地だらけ、
自宅の先は行き止まり・・・
お店も近所には全然なくて、両親は週末に
買い出しにいっていました。

一番近い小学校は平山小学校で
今のように整備された道ではなかったので
歩いて一時間くらいかかっていましたね。

学校の通学途中で、ウサギを見つけて追いかけたり
山道の斜面に咲いている花を摘んだり
キイチゴを食べたり、男女で喧嘩したりしながら
楽しく通っていました。

学校から帰ってきても、公園なんてありません。
原っぱや造成地、山が遊び場でした。

ゲームもその頃は今のように流行ってはいませんでしたし
ゲームよりも外で遊ぶ子供の方が圧倒的に多かったです。

女だてらに、山に分け入って探検して、崖から滑り落ちたり
木に登っては落っこちたり、大きな穴を見つけて秘密基地を作って
大人に隠れてこっそりたき火をして生焼けのお芋をかじったり
今ではありえないことをして、子供時代を過ごしていました。

あの頃は、町内を歩いていて
私がどこの家の子か、知らない人はいませんでした。
悪いことをすれば、近所のおじさん、おばさんに叱られました。
駄菓子屋のおばあちゃんも口うるさかったな・・・。

ご近所のおばさんが旬の野菜などを
畑で採れたから、庭で採れたから・・なんて
いろんなお裾分けをしてくれて、美味しかった。

今のように、整備された道も快適な公園も
広々としたショッピングモールも何ひとつありませんでした。

でも、子供はもっと気ままに過ごしていたし
人と人の距離はとても近いものでした。

上の子がこの春大学生になります。
まだ、下の子が中学生なので子育ては続行中ですが
上の子の一区切りを迎えて
近頃頻繁に、今までの自分の子育てを思い返します。

息子にとっては、なんと迷惑この上ない母親だったろうな・・・
(今もですが・・・)

それが率直な感想です。

長くなるので、次に続けます

関連記事

  1. 「こんなクズ生むんじゃなかった」親の罪、国の罪

  2. パパの力は偉大!

  3. ネガティブとポジティブ

  4. 続「保育園落ちた」 に思う

  5. ママの気持ち

  6. 子供は優しさだけを求めていない