知らないではすまない学校教育改革 No 2

2018年から学校教育が大きく変わります

昨日のブログで内容をお知らせしたように
本当に大きく変わるのですが、ここには問題もたくさんあります。
今日はその辺りをお話していきます。

子供の英語力がバラバラ

現状、乳幼児から小学生までの英語教育に関して
政府は家庭に丸投げしています。
その為、意識の高いご家庭は早期から(0歳~)
スクールや家庭用教材で英語を勉強しています。

小学3年生から英語活動を導入した時点で
すでに0歳から初めた子供は9年のキャリアを積んでいます。
一方で、まったく英語に触れたことのない子供もいるのです。
さらに、正式教科となる小5の頃には11年のキャリアを積んだ子と
少し触ったお子さんの差はさらに開き、一緒に勉強することは
不可能だと考えられます。

習熟度別クラスの落とし穴

勿論、政府もその点は憂慮しているので「習熟度別クラス」
での学習になりそうですが、これって本当に安心でしょうか?

子供のレベルは本当にバラバラになるのに
その全てのレベルのクラスを作ることは無理です。
そうなれば、実力に見合わないクラスにて学習することになるでしょう。

しかも、下のクラスは易しい内容、上のクラスは難しい内容を
学習するのですから、その差は縮めることは無理です。
それなのに、大学入試は同じテストを受けるのです。

また、指導者についても
教員に英検準1級を取得させるような様子ですが・・・
英検の準1級を取れることとと英語を話せることは
まったく別ものです。
しかも、大学入試に採用されるのは
TOEFLのような4技能が試される外国語検定試験
日本人のしかも準1級程度では、指導するのは無理です。

うちの子は対象から外れているから安心・・・どころか大変!

この教育改革には時期的に被らないから安心と思うのは早いです。
何故なら、貴方の子供さんは社会人になってから、社内で英語のできる世代と
競っていかないといけなくなるということです。

小学生から英語を初め、英語で英語を受けた世代と
英語が特に強化されていない現状の教育システムで勉強した
子供さんの間にも実力の壁は必ずできます。
それを自力で超えるのは大変な努力と時間が必要です。
安心どころか、今から対策を立てる必要があります。

では、どうすれば良いのか・・・
長くなりましたので、また次回続けます。

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