子供は優しさだけを求めていない

「英語が習い事で一番楽しいと言っています。」

生徒さんのママ達から、こんなお話を頂きます。
先生は厳しいし、宿題も結構あるし、毎回テストもあるし、残されるのに・・・
ここが一番好きだと言ってくれるのは「お客様」ではないからだと思います。

子供は、いつも優しさを求めているわけではありません。
厳しさも同じくらい求めているものです。

大人と違い感情で生きている分、大人の優しさが偽物か本物か
肌で感じるものです。

おゆみ野校では、良いことは褒めます。
でも悪い事や、すべきことをしなかったときは叱ります。
口うるささには自信があります(笑)

子供達は、「恵先生はお母さんより怖い」とか
「お母さんの次に怖い」なんて言っていますが
そんなことを言いながら、スクールに来れば
「恵せんせー」と寄ってきてくれます。

私が直接受け持っている子供は、少ないですが
それでも皆がきてくれるのは、子供たちなりに
肌で感じるものがあるからだろうと自負しています。

実際に関わる時間は数分でも
おゆみ野校に通っている生徒は、皆私の可愛い生徒です。
生意気でもおませでも、内気でも悪ガキでも・・・

子供と信頼関係を築くのに必要なのは、時間ではありません。
良いことは褒める、悪いことは叱る、凹んでるときは立ち上がらせる
そんな、シンプルなわかりやすい関わり方をすることだと思っています。

大人になってから、叱ってくれる人はいません。
叱ってもらえるのは、子供だけの特権です。

優しさは必要です、しかしそれだけでは人は育ちません。

子供はわかっています。
叱ってもらえるのは、自分のことを気にかけてくれているからだと。

ゆとり教育の後遺症で、叱れない親御さんも増えています。
優しさと甘やかしが違うように、叱ることと怒る事も違います。

感情で怒るのはいけませんが、正すために叱ることは必要です。

子供の将来に必要な事を考えて子育てしていきたいですね。

 

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