親ゆえに・・・

子供を育てるということは、常に不安と隣合わせです。

IMG_0024

 

先週は、ケアンズ滞在の為に
スクールを留守にしてご不便をおかけしました。
お陰様で、充電完了しました!
ありがとうございます。

「恵先生は、悩みとかあるんですか?コンプレックスとかあります?」と
今日も保護者の方に質問されました(笑)
よく、言われます(笑)

 

いつも楽しそうな私ですが
正直、コンプレックスもたくさんありますし、悩みも盛り沢山あります。

 

以前のブログにも書いたように
迷惑極まりない母親でした(です?)ので
子供のことでは、現在進行形で悩んでおります。

 

でも、年を重ねて図々しくなったのか、もともと図太いからか
最近は「なるようになる、なるようにしかならない」と
だいぶ開き直っております(笑)

 

どんなに完璧に子供の人生の設計図を親が描いても
そんな思い通りにはいかないのが、子育てです。

 

私も、以前は子供の設計図をがちがちに固めておりましたが
今はそんんなもの跡形もありません。
母の勝手な思いは子供達によって粉々に砕かれております(笑)
でも、それでいいんだと思います。(残念ですが・・・)
親が勝手に描いた完成予想図は
子供には負担でしかありません。
だって、子供の人生ですもの。
子供自身が、未来予想図を描くのが正しいのです。

 

勿論、子供が未来予想図を描けるようになるまでは
親が補助してあげるべきです。
でも、子供が鉛筆を持てるようになったら
親は少しずつ手を放しましょう。
子供の人生は子供の物です。

 

手は放しても、目を離さなければいいのです。
子供が不安になって振り返ったときに
両親が見つめていてくれたら、子供はまた前に進んでいけます。

 

子供を持つ親なら、なんでも子供のためにしてあげたいものです。
しかし、時にその親の強すぎる思いは子供を潰してしまいます。

 

今の小学生の65パーセントは、現在無い職業に就くと言われています。
終身雇用も、もはや歴史の中の話になりつつあります。
公務員といえど、これからは終身雇用とはいかなくなりそうな様相です。

 

親世代の常識は子世代では化石となるでしょう。

 

単に勉強が出来る、単に英語が理解できるだけでは
これからは生き残れません。

 

学んだことをビジネスの場でいかに活用できるか
英語をはじめとする語学を持って、いかに人々にアピールし
何を成せるかが求められるのです。
その人しかできない専門性こそが求められる力です。

 

2018年度から20年度にかけて、日本の教育が大きく様変わりをします。

こんな時期に子育てをする親御さんの悩みや心配は尽き無いでしょう。

 

ただ、だからこそ考えてほしいことがあります。
誰にも子育ての正解はわかりません。
また、正解は一つではありません。
親子の数だけ答えがあります。

 

だから、我が子の様子だけに目を配って下さい。
他と比べることは無意味です。

何かを判断するときは、子供が笑顔でいられるかどうかを
もっとも大事にしてください。

 

親ゆえに、時に昔の私のように判断を誤ることもあります。
大切過ぎて、子供を苦しめることも起きます。

 

だから、子供の表情をいつも気にしてください。
笑顔で過ごせること。
これが子供にとって一番幸せです。
そして、子供が笑顔で過ごせているなら、その子育ては正解なのです。

 

子育てに悩んだら、子供さんの顔を見て下さい。
答えは、子供の表情に常に表れています。

 

それでも、悩んだり煮詰まったら
おゆみ野校に遊びにいらして下さい。

ケアンズから美味しいコーヒー豆を買ってきました。
コーヒーを飲みながら、私の山ほどある
子育ての失敗談をお聞かせします。

関連記事

  1. 大好きな人に

  2. 親が匙を投げるという事 その1

  3. 子育ては「闘い」です

  4. 子供の頃に触れさせたいもの

  5. ママ離れのこつ

  6. 世界の中の日本