子供は親が思うよりもずっとたくましい
Rちゃんは4月入会のシャイな女の子、レッスンの度に
どうしても悲しくなってしまうので、ママが一緒にお教室に入って
お隣で見守っていました。
しかし2か月が過ぎようとしても、なかなかRちゃんの涙は止まりません。
ママはRちゃんがとても心配でした。もちろん私も・・・そして
Rちゃんの様子を見ていて、あることに気が付きました。
Rちゃんが泣くのは、自分が嫌いなアクティビティの時のみ
好きなものは率先して参加しているのです
もしかして、ママがいることで甘えているのかも・・・。
そう思った私とママは先週、作戦会議をしてこれからは
Rちゃん一人でお教室に入れることにしました。
ママは送迎のみ、教室には一歩も入りません。
初日の昨日は、正直私もママもドキドキでした。
しかし、結果は・・・・・大成功!
もちろん、泣くのは少しは泣きました。でも守ってくれるママがいない
そして、私に「Rちゃん、赤ちゃんなの?」と言われては
Rちゃん、クラスメートの手前もあり
幼稚園児のプライドにかけて泣き続けるわけにはいかなかったのです。
今までは、参加しなかったアクティビティも完璧ではないけれどやることができました。
先生の質問にもしっかり答えられました。驚くほどの進歩です。
「抱きしめるのも、背中を押すのも愛情」
Rちゃんはたぶん、背中を押されるのを待っていたんですね。
お迎えにきたママに褒められたRちゃんはいつもよりずっといい顔でした。
あの笑顔はRちゃんが一歩成長した何よりの証です
子供は親が思っているよりもずっとたくましく、強いです
「手は放すけれど目は放さない」そんな姿勢でこれからも子供達を
見守っていきたいなと思っています。